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福岡からリオへ

初のパラリンピック出場に向けて、ブラインドサッカー日本代表のチャレンジが始まる。来月2日に代々木で開幕するアジア選手権。上位2チームがリオデジャネイロパラリンピックの出場権を獲得。藤井潤氏(アビスパ福岡スクール推進部)の取材を行った。

ガイドとしてゴール裏から声を発し続けてきた藤井さんは代表チームの成長や、世界との差を冷静に分析する。「技術的な差は着実に縮まっている。海外の強豪チームと比較したとき、サッカー文化の差が結果に出るように感じている」。日頃からどれだけサッカーを観ているか、プレイを経験しているか、この蓄積量が勝ち方や場面場面のセオリーに差となって現れるとみる。

ガイドとしての自らの技術を高めることも怠らない藤井さん。彼の声は、選手のプレイに影響する重要な音情報。「(ゴールからの)距離や角度はさほど重要じゃない」という言葉が印象に残る。得点までの画(イメージ)をいかに選手に描かせ、その鮮明度を高めるか。そのためには今その瞬間の状況だけでなく、次の状況を発信することが重要だという。

いまやあらゆる分野で耳にするコミュニケーションという言葉。藤井さんの語るそれは、本当に奥深い。海外経験を重ねて進化した日本代表を必ずリオへガイドしてくれるだろう。

ブラインドサッカー日本代表・藤井潤氏(アビスパ福岡スクール推進部コーチ)

ブラインドサッカー日本代表・藤井潤氏(アビスパ福岡スクール推進部コーチ)

今回の取材の内容は、パラドリーム!(旧ぱらちゃれ!)夏号で掲載予定です。